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FISMレポート

2.セレモニー、ショー、パーティー

FISMのスケジュールは、メインは世界各国からの応募者のコンテストですが、
それ以外にも開会式セレモニー(でマジックショー他)、ステージマジックショー、クロースアップマジックショー、
有名マジシャンのレクチャー、マジックサロン、そして、閉会式セレモニー、それに晩餐会。
一人5万円以上のチケットですが、ここまでやってくれるならお安いかもしれません。
ここではコンテスト以外をご紹介します。

アーチストのメンバーはこちらを見ていただけるとわかります。(写真にオンマウスで説明が出ます)
お時間のある方は下でご紹介の動画も見てみてください。素晴らしいですよ。



 

7月26日・オープニングセレモニー。
動画は現地北京で国営放送CCTVで流れたもののようです。
これは、レポートにもあった扇子を出しまくるマジック。次々と出しまくりです。変面もやります。


途中で布のお花がどどっと出るものは、ファンタジウム1巻にてはじめて良がコンテストに出ようとしたときディーラーの女性がやっていたものと同じですね。

 

下のものは民族服のような女性がカードやお花が出しまくるマジック!
カードシューティングも後ろ向きだったり、楽しいです。


このときは意識してか、女性の中国マジシャンばかりでした。


 

 

こちらはその後の晩餐会で催されたダンスなど。
みんな食べたりしゃべったりするのに忙しく、晩餐会で出演の人たちはちょっとかわいそうでしたが…

マジックの他にもセレモニーでは中国雑技団や中華風太鼓軍団、舞踏など、中国独自の文化っぽいものが沢山見られました。
特に雑技団はもうすごいとしか言えません。




その晩餐会の様子です。
総勢2000人以上が食事をするホール。
前の舞台でショーが行われます。

このように食事の最中でも席替えしたりいろんなところに行って手品の話をしたり?
みんな結構自由。

中国の子供らしき子も一人で参加していたりしましたが、親ごさんは信用して6日間も参加させたのでしょうか。
そして、毎日夜12時くらいまで催しはあるのですが、子供は大丈夫だったのか勝手に少し心配しました。
(勿論全部参加しなくてもいいのですが)



晩餐会の食事の様子です。

…手前の黄色いものが、日式豆腐って書いてあったのですが…どう考えても日本の豆腐とは全く別のものです。
レモンソースがかかっていて、何なのか全然よくわからない謎の味でした。

他のものは普通に中華で大体美味しかったですよ。
しかし、かなり謎なのが、中国ではどこでもスイカが出るなあということ。
しかも、季節のせいなのか何なのか、意外とみんなあまり甘くないです。甘くないスイカを食べる習慣があるのでしょうか。

メニュー表がまた立派です。
左側にメニューの内容、右側には行われるショーの内容が書いてあります。



ステージマジックショーには、日本からは藤山新太郎さんが水芸で出演されていました。
日本古来の芸をこんなところで見られるというのは嬉しいものです。

他に日本人では、クロースアップガラショーでは緒川集人さんもカードやリングを駆使したマジックをしていらっしゃいました。

(緒川さんはレクチャーの講座もしていらっしゃいました)




クロースアップガラショーは、みんな机の前でショーをしていて、見る方は大きなモニタ頼みです。
そして、この客席から選ばれた人は、ずっといろんな人の助手にさせられていました。

上はミゲール・プーガさん。
クロースアップとはいっても立って両手をつかまれているのにカードが移動するというマジックをしていました。
おでこにカードが張り付いたりするのがかわいい。

 

下のはレナート・グリーンさん。
カードを不器用そうにもじゃもじゃにカットするので有名ですね。
これは目の周りをぐるぐるに黒い目隠しをした挙句、ホイルみたいなもので超ぐるぐるまきにさせられて尚且つカードを当てる、という荒業にチャレンジしました。

…見た目がおかしいですよ!グリーンさん。



 

ステージマジックショーにて。
杉本先生fismレポートにもありましたが
ピーター・マービーさん。空飛んでます。

写真が暗く、あまりよくわからなくてすみません。

 

下のは違うステージマジックショーにて。
ピーターさんは2回別のショーをされました。
これは、ちょうど首が取れて前に置いたところです。(笑)

 


ジェフ・マックブライドさんの変面です。
カードシューティングもさすが。
やはり人気もあります。
この方は別料金のシークレットレクチャーもやってらっしゃいました。

 

20年以上もやってらっしゃる演目なので、もっとyoutubeに写りのいい動画もあるんですが、とりあえず2009年のはこれで。


ショーの幕間でもマジシャンが小ネタで繋ぎます。これはマック・キングさん。
このクマは、前日の小ネタでも現れたクマ。憎かわいい。

出たとたん、大歓声を浴びています。

 

下のは韓国のイ・ウンギョルさん。
とても勢いのあるマジックで素晴らしいです。会場中大喝采。


フランスのpilowさん。(杉本先生おすすめ)

この動画は2006年のfismでグランプリをとったときのものですが、今回も同じ演目を演じてくれました。カードの出しっぷりなどハンパないです。

内容自体もすごいのですが、
曲や仕草や雰囲気などがなんともかわいいです。
こちらまで楽しくなってしまうような雰囲気ですよね!

この前の韓国のイ・ウンギョルさんのショーが大喝采だったので、埋もれてしまってかわいそうかな、という様子だったようですが、実際は全然そんなこともなく、こちらの演技も大喝采でした。


 

順番は前後しますが、こちらは影絵をやってくださったお二人組さん。(マジックではありませんが)

良も影絵をやりましたので、興味深々でしたが、これがとても自由自在な影絵でびっくり。
マジックではありませんが十分凄いパフォーマンスです。

上は鳥が1匹〜2匹になって、愛し合って、子供がうまれて〜という影絵。

下はラッパーの横顔二人がいろんな顔になって歌うというもの。

 

ディアボロの雑技団。
絶対失敗しないので本当に凄いです。
集団で演技する美しさというのもあります。

雑技団は他にも皿回しや、次々重ねていく不安定な椅子の上で倒立など、人としてありえないようなものが沢山見られます。

これはいかにもステージ!という演技ですね。
泡が沢山流れ出るところからいつの間にか女性二人が出てきています。
トパーズさんです。

トパーズさんは2回に分けて、長めのステージマジックをされたんですが、もう大会終盤だったせいかお客さんがかなり疲れている様子だったのでそれはかわいそうだったようです。毎日朝から晩まで見ていると観客も疲れることもありますね…。

フェアウェルパーティー。
コンテストの優秀者の演技の後、優勝者の発表もあり、 各国の代表の方々へのお礼やメッセージなどの後の一番最後の様子です。

そういえば、このパーティーのときもそうでしたが、ほぼ毎日、劇場のような場所でステージを見ます。
が、日本人としては夜7時からといわれているのに7時半くらいから始まったりするのがとっても不思議です。席も決まっていてショーを見る!っていう感じなのに必ず30分位遅れます。
しかし、終わりの時間は大体合っているので、折込済みなのかもしれません。

       

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