1.FISM会場、周辺情報   2.セレモニー、ショー、パーティー  3.コンテスト、レクチャー  4.フィズム以外、北京情報

FISMレポート

3.コンテスト、レクチャー

なんといってもメインはコンテスト(Competition)です。
Stage Competition とClose-up Competition に分かれていますが、
ステージは劇場のような会場で朝8時半から!見られます。
クロースアップは会場が狭いせいか開場する前から並びが出る大人気で、
なかなかじかに見ることができません…
一応、コンテストの様子はロビーや食事が出来る部屋にあるモニターで
見ることが出来ますが。


こういうモニターに、コンテストの様子や、フィズムのイメージ映像(出演するアーチストの様子や、前日までの様子を構成した映像が映ります)が映し出されます。  

最初に見たときはなんだろう…と思ったアーティスティックな建物内のブース。

この奥の部屋でクロースアップコンペティションが行われます。

1階左側は正面入り口。空港のような金属探知機で持ち物などチェックです。

そして、政治家など(?)偉い人の入り口は別になってます。






ほぼ朝から夕方まで(見たい人は)コンテストを見ることができます。

会場にはかなり沢山の人がいて、なかなか前に行けないので、写真を撮るにもこの程度で精一杯ですが。
(左側に前の人の頭が)
まあまあ見られる程度に撮れた何枚かをご紹介します。
(暗いし動きが早いので写真が上手く撮れないんです)

上の女性は傘を出しまくったり早着替えをしたりかわいかったです。

真ん中の方は演技は普通ですが、セットがかわいいロシアの方。

 

下は、「大人のソナタ」でも紹介されていた、CDのマニピュレーションをする方ですが、その前後のM&M’sのマニピュレーションのほうが見ていて楽しいかなと思いました。

ステージマジック優勝、ハンガリーのSomaさん。

サラリーマンが扱う電話やトランク等を使ったマジック。トランクから手が出たりするのが面白いですね。
携帯をやたらと出したりするマニュピュレーションが新しいです。

クロースアップ優勝のカナダ、Shawn Farquharさん。(この映像はfismのものではないですが、こちらの方が面白いので。演技自体は同じです)

スティングの「Shape of my heart」に合わせて鮮やかにマニュピレーションしていきます。
歌詞で「スペード」というあたりでスペードAが出たり、「ハート」のあたりでハートAが出たり「クイーンオブスペード」というとスペードのクイーンが出ます。タイトルにあわせて、お客さんが選ぶカードも、どうにかしてハートを選ばせています。  
歌もロマンチックなので雰囲気があります。



マニピュレーション部門第1位!
日本の加藤陽さん。

ウォンドの演技ってシンプルで基本ぽいんですが、この速さと次々繰り出されるカラーチェンジ、にこにこした表情もいいですね。
コンテストではスタンディングオベーションでした。

関係ないけどこの方、韓国の番組に出演された映像もあって大人気でした。そのときに「手品が好きです」とおっしゃったら大うけしてたんですが…
韓国にはどうやら「テ・ジナ」さんという歌手(トロット=演歌の、さぶちゃんのような方)がいらっしゃるらしく。おかしかったです。
(しかもますます関係ないけどテ・ジナさんは日本でもデビューなさるとか


マニピュレーション同率1位、韓国のハン・ソルヒさん。

日本の番組にも出演されて韓流円盤王子などと呼ばれ、女子にも「かわい〜」なんて言われていたので、知っている方も多いかもしれません。

CDのマニピュレーションはさすが!CDってキラキラしているのがまた綺麗なんですよね。
こちらも、コンテストの時点でスタンディングオベーション、大人気でした。

 

こちらが杉本先生おすすめ、コメディマジック2位(1位不在)の
Brynolf & Ljung さん。(スウエーデン)

この動画は一部なのでズボン剥かれる前ももっとあるんですが。
内容は、一度スケッチブックからボウリングのボールを出す(よくあるマジック)んですが、それは実はミスディレクションなんだよ、という風にスローモーションになって、実はこんな風にやっていたんだ…と、いう体で、後ろから全身タイツの相方がボウリングのボールを入れ込んでたんだよという演技をします。
体がななめになったまま倒れないマジックというのも結構あるけど(マイケルジャクソンもやってましたね)思いっきりパンツ姿なのでそれもすごいです。

この二人、以前から裸ネタマジックは多いみたいです。こちらなんて、もっと激しい全裸マジック(笑)
公式サイトのトップもパンツ姿ですし。

他にもご紹介したい演技は沢山ありますがここではご紹介しきれません。
ネット上にはFISM映像のリンク集なども沢山ご紹介されていますので、興味のある方は見てみてください。



ちなみにレクチャーは、このように大きな部屋で前に大きなモニターを使って行われます。
前の方には特に、ぎっしりと聴講する人々が。
レクチャーをやる人はもう有名マジシャンなので大人気です。

これは、マック・キングさんのレクチャー。
演技をしている時と比べると…どこのビルゲイツかとびっくりします 。

余談ですが、このレクチャーの部屋が特に寒くて仕方ないので杉本先生も風邪をひいてしまったらしく。(施設全体が冷房ききすぎだったそうですが)周りの人も寒がっていたそうです。

こちらはレナート・グリーンさんのレクチャー。
あのざんばらなトランプの切り方にも驚くべきコツが!…など、色々学ぶ事は多いのです。

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