用語解説

1-5話 6-7話 8話 9話 10〜12話 13〜18話 19〜23話 24〜29話 30〜35話

◆19〜23話(CircusFamily1〜5話) 

カエルアンコウ

良が好きなかわいい魚。別名イザリウオ。(本当はこちらの名前を使いたかったそうですが、現在改名されています)
周の素顔に似ている。画像はこちらを参照してみてください。

スノードーム 丸いガラスなどの透明球の中にミニチュア等と雪状のチップが沢山入っていて、逆さに振って戻すと雪が降っているように見える置物。
メアリー・ポピンズ 風にのってきたメアリー・ポピンズ (岩波少年文庫) P・L・ トラヴァース作。
桜町通り17番地のバンクスさん一家の4人の子供(後に5人に)の乳母として風に乗ってやってきた不思議なメアリー・ポピンズのお話。魔法みたいに不思議なことを沢山おこしていく。
周がこのお話を好きで魔法使いに憧れている。
映画の方は「メリー・ポピンズ」で、ジュリー・アンドリュース主演のディズニー映画で、内容は小説とかなり違う。アカデミー主演女優賞、作曲賞など5つの賞を取っており、曲はとても有名です。映画のWikiはこちら
マイケル・アマー
雑誌掲載時の誤字は左図のようになっております。正しくはマイケル・アマー。マジック界の重鎮。
カード・コイン・カップ&ボールなど様々な演技が鮮やかであると同時に素晴らしいレクチャラーでもある。DVDも沢山出ています。
レオン・ラッセルの「タイト・ロープ」
レオン・ラッセルは「ソング・フォー・ユー」「マスカレード」「スーパースター」などが有名なミュージシャン。カーペンターズなどに楽曲提供していた事でも知られている。
桜木が「タイト・ロープ」と言っていたのは自分が芸能界を切られるギリギリのところに居るさまを歌詞に重ねた様子。(サーカスの綱渡りをモチーフにしてある歌詞)歌詞は最初のあたりだけですが以下。
I'm up on the tightrope , one sides hate and one is hope
It's a circus game with you and me.
I'm up on the tightwire , linked by life and the funeral pyre〜
天正カルタ

国産初のトランプ。16世紀に作られた。その後ウンスンカルタに名前を変えて成立した。というような内容を北條が読んでいた、トランプの歴史についての龍五郎のメモに書いてあった。

(以下ワシモ(WaShimo)さんのHPのウンスンカルタのコーナーから抜き出させていただきました。トップページはこちら。リンク先面白いですよ。)
ポルトガル語でウンは「1」、スンは「最高」を意味します。「うんともすんとも言わない」という言葉は、ウンスンかるたで遊んでいて行き詰った様子に由来するという説があります。ウンスンカルタは、パオ(こん棒、クラブの原型)、イス(剣、スペードの原型)、コツ(聖杯、ハートの原型)、オウル(貨幣、ダイヤの原型)、グル(巴紋)の5種類のカードが15枚ずつの計75枚で、種類ごとに1〜9の数札とスン(唐人)やウン(七福神)など6枚の絵札があります。
だそうです。

 

ハッピーモスト 良と周、桜木、早瀬がメインとなって世界中の不思議をテーマにした夕方6時からの子供をメインターゲットにした番組。最初からの予定で1クールで終了。良と周のマジック、早瀬の超常現象、桜木のモテるマジックの構成になっている。
as tears go by

(邦題:涙あふれて)マリアンヌ・フェイスフルのデビュー曲。1964年。
ローリング・ストーンズのミック・ジャガーとキース・リチャーズが作った曲。マリアンヌ・フェイスフルはミック・ジャガーの恋人だったがアイドル時代は短く、転落してドラッグやアルコールにおぼれる事に。

80年台にシンガーとして復活したが歌声は全然違うハスキーになっている。アルバムに収録されている「シスター・モーフィン(モルヒネ)」もストーンズの曲で彼女をモデルにしているといわれている。(歌詞はこちら)80年台as tearsはこちら↓センチメンタルでスローです。

日本語訳詩:
真昼の宵闇に包まれ
腰をおろして子供たちが遊ぶのを眺める
笑顔が見えるけれど
それは私に向けられたものじゃない
私は涙を流しながらじっと見つめる

いくらお金があっても買えないものがある
子供たちが歌うのを聞きたいのに
私の耳に聞こえるのは
地面に落ちる雨の音だけ
私は涙を流しながらじっと見つめる

真昼の宵闇に包まれ
腰をおろして子供たちが遊ぶのを眺める
私が昔よくしたようなことが
彼らには珍しいみたい
私は涙を流しながらじっと見つめる

マリアンヌ・フェイスフルについてはWikiはこちら

補正下着

爆乳で太って見えたりからかわれたりしていたのを気にした周が一大決心をして購入した補正下着。
スイス製レースのミニマイジングシリーズで、シリーズ一式で198000円。支払いの時周が死にそうになっていた。
相当 の補正力があるらしい。なかなか脱げない。

豪華クルーズ結婚披露宴 クロスプロの主力俳優本城薫フィギュアスケートメダリスト黒岩ゆり絵の結婚披露宴は4億円ビッグウエディング。豪華クルーズ船で政財界、芸能界から華やかな顔ぶれが出席する。良のマジックも生で披露される。
月刊アトランティス編集部 ハッピーモストにてスタジオを飛び出した新企画・超常現象途中下車の旅で行った、アトランティス編集部。正面ガラスのところにアヤシイ宣伝がある。
ちなみにこの早瀬くんの服の柄はウンモ星人のウンモ宇宙船のマークのようです。
チュパカブラ サスカッチ 遮光器土偶など

いずれも不思議系のもの。
チュパカブラは南米で発見された吸血UMA(未確認動物)。ヤギの血を吸う者という意味。
サスカッチはビッグフットの別名。アメリカ合衆国・カナダのロッキー山脈一帯で目撃されるUMA。「毛深い巨人」という意味。
水晶のドクロ遮光器土偶はそのまんまのオーパーツ。

ビリーバー

はてなには、「一般的には否定的な意味合い、揶揄を込めた意味合いで使われることが多い。 トンデモ、疑似科学とのからみでよく使われる。」とある。
主に超常現象について、信じ込んでる人のこと。

超常現象については、その情報を信じる「信奉者」(ビリーバー)と、疑わしいと見る「懐疑論者」(スケプティック)というタイプに二分されるそうです。詳しくはこちらのサイトを拝見しました。

スイーツデコ 周ちゃんがスイーツデコが得意なのでそれを使って良が四つ玉のようなマジックを披露した。
リリアン・ギッシュが映画でやっていた


辛い時でも笑顔をつくるやり方。
Broken Blossomsは「散り行く花」というサイレント映画で、
貧しい美少女が中国人男性とあわい恋心を通わせながら死別してしまうお話。

リリアン・ギッシュは無声映画時代の女優です。wikiはこちら

ラリー・ジェニングスのアンビシャス・クラシック

ロベルト・ジョビー のアクロバットファミリー

ラリー・ジェニングス版は、4枚のカードがスペード・クラブ・ハート・ダイヤの同じ数字のカードで、それぞれが上に上がってきたり(アンビシャス)裏返しになったりし、最後のカードはジョーカーになる。というもの。
こんな動画も見つけました。

ロベルト・ジョビー のアクロバットファミリー

(これがロベルト・ジョビー版かわからないのですが)このバージョンは、もともと良と同じ4枚出すけれど4枚だけでやるのではなく、デックのほかのカードもあわせてカードが上がってくる、というように使うようですね。

ラリー・ジェニングス 新版 ラリー・ジェニングスのカードマジック入門 著書はこのカードマジック入門が有名です。マジックでは超有名な基本のレクチャー本です。アンビシャスのやり方などものっています。
ロベルト・ジョビー ロベルト・ジョビーのカード・カレッジ〈第1巻〉 こちらも超有名な基本のレクチャー本です。
スペードのA

スペードAはオールマイティ、又はスペキュレーションと呼ばれ様々な特権を与えられています。スペキュレーション【speculation】とは
1 思索。考察。
2 推測。空論。「―の域を出ない」
3 投機。思わく。
4 トランプで、スペードのエース。(デジタル大辞泉より)だそうですが、3の思惑のような意味合いでしょうか。

このようなスペードのAに関する面白いサイトを見つけましたのでご紹介します。

英国ではスペードのAのことを、オールド・フリッツルとよび、過度な装飾は英国のカードに税金がかけられていたとき税金を納めた証拠にスタンプを押した名残だそうです。

日本でスペードAに特権が与えられているのは西洋カルタ(ウンスンカルタ)の輸入期に、ジョーカーの代替札をつとめていたためのようです。ジョーカーのもつワイルド・カード的役割も果たしているのです。
いまでもエースのことをポイントとよぶ人がありますが、これはオンブル(ウンスンカルタの源)が入ってきたときの名残らしいです。 オンブル用語では赤いスーツが切り札のとき、そのスーツのAのことをポント(スペイン語)とよびました。 オンブルはフランス語では影の意味だそうです。

エアリアル

エアリアル(Aerial)とは、サーカスや大道芸で行われる空中演技の演目。wikiはこちら。
周のやっているこれは、特にシルク(あるいはティシュー、リボン)と呼ばれる、吊り下げられた布を使うエアリアル。

こちらはシルク・ドゥ・ソレイユのキダムの時のエアリアル。

サーカス・ファミリー こちらに良くんがやった演技とほぼ同じ手順の動画を見つけました。

口上はちょっと違いますので、これは工夫してそれぞれ使うものなのでしょう。」
ロイヤル・カードの名前

こちらに面白いサイトさん(カードテクニックat the table)がありましたので、リンクを貼っておきます、詳しいことは見に行ってみてください。ロイヤルカードの説明はこちらからです。以下に各カードの名前を引用させていただきます。

ハートのキングは The Great Charles, Charlemagne。フランク王、西ローマ帝国皇帝のカール大帝です。
ハートのクィーンはジュディット(Judith)。ユダヤ人の女傑。カール大帝は四度の結婚をしましたが、ハートのQはそのお妃ではありません。
ハートのジャックはラ・イール(La Hire)。ステファン・ド・ヴィニョル(Stephan de Vignolles)のニックネーム。勇敢なフランスの兵士。
スペードのキングはダビデ(David)。巨人ゴリアテを倒したダビデです。
スペードのクィーンはミネルバ(Pallas, Minerva)。ギリシャ神話の知恵と戦いの女神です。
スペードのジャックはオジエ(Hogier)。カール大帝の十二勇士の一人。二本の剣で有名。
ダイヤモンドのキングはジュリアス・シーザー(Julius Caesar)。
ダイヤモンドのクィーンはラケル(Rachel)。聖書に出てくるヤコブの妻。ラバンの美しい娘
ダイヤモンドのジャックはローラン(Roland)。円卓の騎士の十二人の勇者の一人。
クラブのキングはアレキサンダー大王。
クラブのクィーンはアルジンヌ(Argine)。ただし Argine という王女はいません。レギナ(Regina 女王の意味)のアナグラムです。
クラブのジャックはランスロット(Lancelot)。円卓の騎士の一人。アーチェリーの守護聖人。

それぞれのカードの絵の意味などもありますので、(ダイヤのキングだけ横を向いているのはシーザーがいつも金に執着があってでダイヤをにらんでいたからだとか、コインの肖像が横向きだったとか色々な説が)詳しいことも上のサイトさんを読まれると面白いと思います。

カール大帝

wikiはこちら。フランク王国の国王(在位:768年 - 814年)。800年には西ローマ皇帝を称した。フランス語ではシャルルマーニュ。
46年間の治世のあいだに53回もの軍事遠征をおこなっている。
結果としてカールの王国は現在のフランス、ベルギー、オランダ、ルクセンブルク、スイス、オーストリア、スロヴェニア、モナコ、サンマリノ、バチカン市国の全土と、ドイツ、スペイン、イタリア、チェコ、スロヴァキア、ハンガリー、クロアチアの各一部に広がった。このことにより、イギリス、アイルランド、イベリア半島、イタリア南端部をのぞく西ヨーロッパ世界の政治的統一を達成し、イングランド、デンマーク、スカンジナビア半島をのぞく全ゲルマン民族を支配してフランク王国は最盛期を迎えた。
「ヨーロッパの父」と呼ばれ、現代におけるEU統合はしばしば「カールの帝国の再現」と称されることがある。
カールのことばに「平和なくして、神を喜ばせることはできない」
「余の務めは、聖なるキリストの教会を作ること」
がある。

1-5話 6-7話 8話 9話 10〜12話 13〜18話 19〜23話 24〜29話 30〜35話