用語解説

1-5話 6-7話 8話 9話 10〜12話 13〜18話 19〜23話 24〜29話 30〜35話


◆24〜29話(ピエロ・エクリヴァン1〜6話)
 

ピエロ・エクリヴァン

エクリヴァンとはフランス語で“文章を書く人”という意味。(余談ですが北條はフランス語も少しはわかるようで?)色んな職人が作った題材。ピエロが手紙を書きながら居眠りをするが、気がついてまた書き始める、という人形。

動画がかなり大きいのですが後半にエクリヴァンのいねむりが見られます。生きているようです。
コンパクトな動画ならこちらもおすすめです。

オートマタ

オートマタ(Automata )とは機械人形、自動人形のこと。
語源のギリシャ語「automatos」は「自らの意志で動くもの」というような意味合いを持つ言葉。
主に18 世紀から19世紀にかけてヨーロッパでその時代の技術の粋を集めたオートマタが次々と生まれた。そこには時計職人の自信の技術を遺憾なく発揮できる対象としてという側面と、当時、時計は高級品であり、持つことができるのは貴族階級であったためにその豪華さも競われるという時代背景があった。
後年は店の宣伝材料としても発展。
19世紀末のエジソンによる蓄音機の発明により、自動演奏装置は新たな技術的開発がなされなくなり、電気の普及により機械仕掛けの動力もまた根本的に変っていった中で、オートマタが持つ神秘性や驚きは新鮮なものではなくなっていった。前時代的なもののイメージになり、趣味としてまたアンティークとして扱われるようになる。
(主にWikiからです)

ジャケ・ドローの
「ライター」「ドロワー」
時計やシンギングバードの販売促進のため、ジャン・フレデリック・レショー、息子とともに1768年から1774年にかけてオートマタを製作した。
「ドロワー(drower)」実際に絵を描くことができる。描ける絵は「ルイ14世の横顔」「ロイヤル・カップル[1]」「犬」「蝶に引かれる馬車を操るキューピッド」の4種類。椅子を動かし、時々ゴミを取り除くため鉛筆の先を吹く動作をする。約2000個のパーツからなる。
「ライター(writer)」羽根ペンを使い、「ドロワー」と似たシステムで一文字一文字を書いて行き、最大40文字の文章を書くことができる。またカムを交換することで文章を変更することが出来る。時々インク壷にペン先を漬けて、さらにはインクの滴りを防ぐため手首を動かして余分なインクをペン先から落とす動作をする。目はペン先を追いかけ、インクを補充する時には頭をインク壷の方へ向ける。(Wikiより)
長見良がクマに その昔ロンパールームのクマのぬいぐるみ事件というのがあったそうで。
子供たちに「き、ではじまる言葉を言わせようとしたところ、ある男の子が「き●たま!」と発言。
困ったうつみ宮土理さんが「もっときれいな言葉を言おうね」と言ったところ男の子は「きれいなき●たま!」と…
「しばらくおまちください」と放送は中断され、再び番組が始まったときには男の子の席にはクマのぬいぐるみが置かれていたそうです。
…という都市伝説?に近いですね。
ST(言語聴覚士) 言語聴覚士は1997年にできた比較的新しい国家資格。言語聴覚士法に基づき、言語聴覚療法(音声機能、言語機能、摂食・嚥下機能、又は聴覚に障害のある者に対し、その機能の維持向上を図ることと言語訓練その他の訓練、これに必要な検査及び助言、指導その他の援助)を行うコ・メディカルの一つで、医療機関、教育機関、保健福祉機関等で幅広く活動している名称独占資格である。現在、日本言語聴覚士協会に約9000人が所属している(Wikiより)
良のような文字に対する学習障害の手助けも、身体的な原因の言語障害なども扱う。
森さんが言うように潜水服は蝶の夢を見るのように、体の自由が利かなくなった人の言語伝達方法を考えたのも言語聴覚士。
ソシオさん 当然かもしれないですが、ほかの着ぐるみさんからはさん付けで呼ばれるようです。
ロベール・ウーダン「オレンジの木の幻想」 ロベール・ウーダンのWikiはこちら。フランス人。時計職人としていくつかの精巧な自動人形を作成。 40歳のとき、かねてから憧れていたマジシャンへ転身。
「オレンジの木」は木にだんだん花が咲いてオレンジの実がなるというもの。「幻影師アイゼンハイム」にて紹介されていましたが、映画ではCGだったとか。

「オレンジの木」も「パレ・ロワイヤルの菓子職人」も前半に出てきます。
「パレ・ロワイヤルの菓子職人」
光速戦隊ギガレンジャー 東條周ちゃんが敵の悪アンドロイド・ミナとして現在出演していて人気急上昇の戦隊もの。
幼馴染のエイジことギガブラックの父を殺してしまったり、やたらとドラマチックなようです。
そういえば良には周ちゃんからは年賀状がこなかったみたいです。
学習障害相談センター 山村先生が薦めてくれた、言語聴覚士がいる学習障害専門のセンター。
神村先生はここにボランティアで来ている。
潜水服は蝶の夢を見る 潜水服は蝶の夢を見る 本はこちらです。世界的なファッション雑誌、『ELLE』の編集長が43歳で突然脳出血で倒れ、ロ
ックトイン・シンドロームと呼ばれる、身体的自由を全て奪われた状態に陥ってしまった。病床にありながらも、唯一自由に動かせる左目の瞬きだけで本書を「執筆」した話。言語療法は、もっと広く知られるべきだとも強く書かれています。
イヌイットが雪の状態を表す言葉 おしえてgooなどにもこんなことが書いてありました。100かどうかはともかく、よく使う言葉には相当するたくさんの言葉があるようです。
シンギングバード
小鳥の鳴き声はふいごであらわしているそうです。まるで本当の鳥に見えます。
26話の表紙もシンギングバードのようですね。
鶴渕メディカルセンター 飯田橋の、神村先生が勤めている病院。リハビリや介護では全国的に有名で
北條が勤めるソシオセキュリティの提携病院でもある。
マジックバトルトーナメント MFテレビの初夏の2時間枠特番、生放送。鏑木さんと良がメイン。カード対決、コイン対決、メンタルマジック、ステージマジックバトルという流れ。特別ゲスト、ジャスティン・トレーシー。
マジック色々 ダークゾーンはESPカードを携帯電話のカメラで撮影すると観客の選んだマークが写る、など考えたものが伝わってしまうという印象のメンタルマジック。
探偵カードは、観客の選んだカードを泥棒としてデックの中に入れてもらい、 演者の2枚のカードを探偵として入れてみてトランプを広げると2人の探偵のカードに挟まれて泥棒カードが捕まる、というもの。演じ方は色々ありますが、こんな動画をみつけました。

インコンプリート・ファロー(Incomplete Faro Control)→ファローはデックを2つの山に分けて端同士を咬みあわせて1枚ずつが交互に差し込まれるように行うシャッフルのこと。そのバリエーション。
FINK Kids 良は衣料ブランド「FINK」の子供服ラインのイメージキャラクターでしたが、高速から見えるこんな看板にもなっていました。
ありあけのハーバー

横浜土産の定番です。サイトはこちら。
良の父はとっておきのお土産にはありあけのハーバー、と決めているっぽいですね。

三業地 三業地とは、芸妓置屋、待合、料亭の営業が許可される区域を指す行政用語で、花街とほぼ同義である。(wikiより)三業料理屋、芸者屋、待合茶屋のことらしいです。
神村先生は産業地だと思って間違えていましたが、良が言っていたのはこちらの意味だったので大人の世界の裏まで見てきたのでワルかそうじゃないかわかる、ということのようです。
フレデリック・ディーリアス「生命の踊り」 Wikiはこちら。良の使った曲は交響詩『生命の踊り』(Lebenstanz, 1908年ごろ。初稿の名は「輪舞は続く La ronde se deroule」, 1899年)
剣玉 少し検索をかけただけでもこんなすごい剣玉技が出てきました。良の演技に近いものもあるようです。剣玉はただ穴にボールを入れるだけでは全然ないんですね!
電子辞書 カシオ計算機 電子辞書Ex-word 限定収録20辞書 50音配列キー XD-J800-N 良が使っていたのはこれのようです。
17世紀末フランスで弾圧されたプロテスタント

1685年にフランスで「ナントの勅令」(プロテスタントにカソリックとほぼ同じ権利を認めた法律)が廃止された。これによりフランスのプロテスタント(フランスではユグノーと呼ばれた)は弾圧を受け、カルヴァンが宗教改革をしてプロテスタントに優しいスイスのジュネーヴに流れこんだ。
しかしあまりに大勢の人々が押し寄せたため大多数がフランスとの国境をなすジェラ地方の山中に移って、時計を作るようになった。(ピアジェやショパールなどもこの辺り)これがスイスの時計やオルゴール職人の発展のもととなる。これらの技術により後にオートマタ(自動からくり人形)も作られるようになった。
「天文学の知識をもつ者や金工の技術者 アーティストなど」は時計を作る技術者に直結する。
「凍土の中で創造したものたち」>彼らが移り住んだジェラ山脈は寒さの大変厳しい地方と言われる。創造したものたちはピエロ・エクリヴァンをはじめとするオートマタなどを示唆していると思われる。

學天則

Wikiはこちら。やはりオートマタ。しかも大きい!
高さ約3.5m、幅約3m。肌は金色、頭に緑葉冠をかぶり、顔は様々な人種を掛けあわせた感じの容姿。右手に鏑矢型のペン、左手に霊感灯と呼ばれるライトを持っているそうです。

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